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【埼玉県川口市】クルド人問題浮上、外国人労働者による騒音問題をラジオ番組で討論

8月14日、ラジオ番組「おはよう寺ちゃん」で経済評論家上念司氏と寺島尚正アナウンサーが埼玉県川口市のクルド人問題について意見を共有。市内の資材置き場でのダンプカーの騒音や作業騒音による住民の苦情が広がり、自治体で規制が議論されている。川口市は在日外国人が多く住む自治体で、資材置き場は主にトルコ国籍のクルド人によって運営。解体業者のうち6割が外国人で、外国人住民の約6.5%が資材置き場で働く。労働環境は「3K職場」で、外国人労働者と住民のコミュニケーション不足からトラブルも。上念氏は川口市の対応が日本の未来に影響すると指摘し、規制や警察介入の必要性を強調。川口市の問題に注目が集まる中、今後の対応が求められている。

8月14日、ラジオ番組「おはよう寺ちゃん」(文化放送)において、月曜コメンテーターである経済評論家の上念司さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、埼玉県川口市におけるクルド人問題に関して意見を交換しました。

川口市は埼玉県南部に位置し、解体資材置き場においてダンプカーなどの頻繁な出入りや作業騒音が近隣住民からの苦情を引き起こし、これに伴い複数の自治体で規制の動きが広がっていることが分かりました。川口市は全国的にも在日外国人が最も多く住む自治体であり、この資材置き場は主にトルコ国籍のクルド人を含む外国人によって運営されています。市開発審査課によれば、市内に存在する203の解体業者のうち、約4割が日本人代表者であり、残りの約6割は主に中東系の名前を持つ外国人が占めています。外国人住民は市全体の人口の約6.5%にあたる約3万9千人であり、その大部分が川口市内の資材置き場での労働に従事しています。

この資材置き場においては、1990年代から在日外国人が日本人業者に取って代わる形で働いており、肉体労働や粉塵被害など「3K職場(きつい・汚い・危険)」と呼ばれる労働環境での雇用が主となっています。外国人労働者は従業員としてだけでなく、経営にも関与するケースが増えており、そのため住民とのコミュニケーション不足から騒音などの苦情が増加し、トラブルが生じているとされています。

寺島アナウンサーは、「川口で現在このような問題が起きているんですね」とコメントしました。上念氏は、「川口市がこの事態をどのように乗り越えるかが、日本がフランスのようになるかどうかの岐路だと考えます。郊外で外国人がコミュニティを形成し、警察の手が届かなくなると、フランスと同じような状況に陥りかねません。今、市議会議員の奥富精一さんを中心に警察の介入を求める活動が行われています。この地域では様々な問題やニュースが報じられており、改造車による過激な行動は収束の兆しを見せているものの、今後も継続的な対応が必要です」と語りました。

先月、クルド人ら約100人が殺人未遂事件を巡って病院周辺に集まり、救急受け入れが妨げられる事案が発生し、地元住民との緊張も浮き彫りとなりました。近隣に住む住民は、「かつては静かな場所で畑や林が広がっていましたが、ここ数年は朝から騒音と振動が激しいです。抗議したくても、外国人で言葉が通じないため、恐怖で何も言えなくなってしまう」と述べました。

寺島アナウンサーは、「住民の声がこうして反映されているわけですね」とコメントしました。上念氏は、「適切な規制と取締りが必要ですね」と述べました。

(参考)外国人が最も多い街・埼玉県川口市でダンプカー騒音などめぐりトラブル…資材置き場の経営者6割はトルコ系 | 文化放送

YOLO総研 編集部 リコピン

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